アンパンマン NEWスプラッシュおふろスライダーモーター交換

[えいとくん]えいとくん:みずがでなくなったなおして!

[ミッチュン]ミッチュン:モーターがこわれているみたい?

モーターを交換してみましょう

アンパンマン NEWスプラッシュおふろスライダー

2018年7月20日

概 要

  • [ユーリン]ユーリン:「我が家では2シーズン目に動かなくなった」
  • [ミッチュン]ミッチュン:金魚の水槽の水中ポンプみたいに完全な防水になっていない。
    モーターの軸をゴムで防水している。
    多分お風呂のお湯につけるとモーターの中の空気が膨張してモーターの中に水が入らないのかもしれない。
    お兄ちゃんまでしか耐久性が望めない弟までもたない設計の様だ。
    でもモーター交換で対処すれば永遠に使えそうだ。
    ケースがひび割れしているが後で原因が分かる。
    モーターの防水構造のゴム部分
    製品のモーターの軸の長さは42ミリだがすぐに手に入るマブチモーターRE−260RAの軸の長さは37.5ミリで5ミリ近く短い。
    マブチモーターさんは3万台単位では特注してくれるらしい。
    軸を外して交換しようとしたが外れないので、錆びているのが原因かもしれない軸が短い状態で何とかモーター交換してみた。
    モーターの起動部分

材 料

道 具

修理方法

  • モーターの赤いプラスチック部分でミゾがある部分をアクリルカッターで溝を深くします。
    モーターカバー
  • アクリルカッターで溝を深くした部分をのこぎり(デコラソー)または金切りのこで切ります。
    (アクリルカッターですべて切ってもよいがしんどい)
    厚みは2.3ミリです。4ミリ以上切るとモーターを支える突起部分を切り落とす恐れがあるので注意して切りましょう。
    モーターカバー
  • モーターの黒いカバー部分を切ります。切過ぎることはありませんモーターのカバー(鉄)にぶつかります。
    切断位置は画像を参照してください。
    切断位置は2ミリくらい多少前後してもその後の作業に支障が出ることはありません。
    モーターの内カバー
  • プロペラ部分を外します。
    マイナスドライバでテコの様に外すと外れます。
    あまり力を加えて壊さないようにしましょう。
    プロペラ部分を外す
  • ワッシャの4隅を削ります。(赤いケースの突起物が当たる部分)
    ダイヤモンドヤスリを寝かせて置き押さえてそこにワッシャをすり合わせて削ります。
    (ダイヤモンドヤスリの方をもって削ろうとするとダイヤモンドヤスリが逃げます)
    ダイヤモンドヤスリ
  • 切り離した突起物がある方に仮に差し込みます。
    ワッシャの上に接着剤を流します。
    ワッシャの上に接着剤
  • 新しいモーターに接着します。1日置きます。
    必ず下向きに接着します。
    (上向きに接着すると接着剤がモーター内部に流れ込んでモーターが動かなくなります)
    モーター前部防水
  • モーターの磁石止め用に切り込みがある部分にグルーガンで塞ぎます。
    (接着剤で防水した時接着剤が内部に流れ込まない様にするためです)
    モーター前部防水
  • つま楊枝に接着剤を付けなすりつける様にして覆います。1日置きます。
    モーター前部防水
  • コードを2ミリ残してニッパで切断し被覆を剥がします。
    モーターコード切断調整
  • 以前の防水をピンセットで剥がします。
    つま楊枝に接着剤を付けコードの部分を防水します。
    コード部分の防水
  • 黒いカバーとモーターの接合部分のみ部分的に接着剤で防水します。
    (黒いカバーにモーターを差し込む前に接着剤を付けるとその部分は完全に防水できるが2度目のモーター交換時外れないので注意)
    コード部分の防水
  • プロペラと吸い込み口の間隔が0.5ミリ以下の間隔になるよう調整します。
    (プロペラをモーターの軸の奥まで差し込まない様に調整してください)
    (バイキンマンがお湯を吐き出すときパクパクしないとここまで戻って接着剤を切り取りやり直します)
    テープを貼った状態
  • プロペラと吸い込み口は限りなく最小の寸法(0.5ミリ以下)にしてください。お湯を遠心力で外に飛ばしてお湯を送っています。
    仕組みの画像
  • テープを1周分の長さ+アルファに切り、干渉防止用の紙を剥がして貼ります。
    (少し引っ張りながら貼るときれいに貼れます)
    テープを貼った状態
  • やったぜバイキンマンパクパク 何シーズン持つか楽しみ
  • ご不明な点はお問い合せ下さい。

調査

  • 今回モータの軸と真鍮の軸受けの境を防水したが細かい作業でできればやりたくないのでここから水漏れするか調査した。
    水漏れ試験
    結果水漏れしなかったので説明も省略しています。
  • プラスチックのケースが割れていたのは製造時にゴムが斜めに固定され不要な力が加わったためと思われる。
    ゴムは下記の部分を切断すると取れる ゴムには長い間押し付けられた痕がある
    ゴム取り外し