110番自動音読通報(Ver1.0L01)

グッズの製作をご案内しています。

強盗に入られたら早く警察に来てもらおう。

強盗場面ネットのねこたちを加工して作製しました

2025年3月29日

概 要

  • [ミッチュン]ミッチュン:闇バイトの強盗がこわい。わが街(国分寺)は犯罪とは無縁だと思っていたのに!
    2024年7月24日にパニックルームを公開したがこれではダメなことが分かった。
    テレビでの防災の専門家:「強盗に入られたら静かに外に脱出しましょう。できなければ鍵の掛かる部屋に逃げましょう。それもできなければトイレに逃げて鍵を掛けましょう。」と言ってました。
    この装置はトイレに逃げて警察への110番通報を大音響で流しながらスマホで110番します。
    ワンタッチで起動して一刻も早い110番で正確な通報により少しでも早くもお巡りさんに駆け付けてもらうための装置です。
    極力完成品の基盤を組み合わせて色分けした回路図通りに結線することで完成する様にしました。完全ではありませんがネジ止めで作製する方法もご案内しています。 主要な部品はアマゾン・セリア・秋月電子通商で揃うようにしました。(ただし一部製品に納期が長い物があります)
  • 当サイトには複数の短い動画が組み込まれています。
    動画は必要に応じてスピーカーをONにして再生してください。
  • 実際に運用する時には音読のテキストファイルをご自宅の住所及び(携帯の電話番号でなく)ご自宅の電話番号に変更してください。
    110番への暗号文字を消さない様にお願いします。
    暗号文字「おど」(自分が勝手に決めた音読の略)は警察にこれは110番自動音読通報なので切ってもいいですの意味を持たせました。
    110番に通報を行ってそのままにしていると指令センターから近くの警察署とか近くのパトカーに連絡が行って警察官が行くことになるので必ず誤報の旨もう一度110番して結果報告をお願いします。
  • 別名;ガラクタで造る闇バイト強盗撃退装置(試作1号機)強盗場面索引
  • 最初に部品等すべて揃えられるか?確認します。揃った後不都合がないか試作から始めましょう。

基盤の種類を決める為の予備知識

  • ★MP3基盤★
  • ■利点
    録音再生時間が実質無制限
    単独でもある程度の音量がある
    複製が簡単に作製できる
    音読の差し替えが簡単にできる
    ■欠点
    付属品としてミニSDカードが必要
    起動までに1秒+αの時間必要その間何もできない
    電源を投入と起動の指令が必要
    MP3基盤
  • ★10秒録音機★
  • ■利点
    設定が簡単
    電源を投入と同時に再生がスタート
    ■欠点
    録音再生時間が10秒以内
    雑音がある(雑音の程度は動画でご確認ください)
    付属のスピーカーでは音が小さい別途スピーカーが必須
    10秒録音機
  • 材料が入手できることをご確認ください。

作製方法

■(1)音源データの作製(MP3・10秒録音機共通)■

  • 110番通報で早く正確に通報するための音源データを作製します。
  • ブラウザで「音読さん」を検索します。
    音読さん検索
  • 検索結果から音読さんを見つけます。
    音読さんを見つける
  • 音読さんを起動してください。次の画像が表示されます。
    メッセージを貼り付ける
  • ▼▼▼ここからコピー用サンプルテキストです▼▼▼
  • 110番警察
    強盗です
    小金井市貫井南町3丁目21-3です
    0423130110
    おど
  • ▲▲▲ここまでコピー用サンプルテキストです▲▲▲
  • このデータは小金井警察署の住所と電話番号です貼り付け後に、必ずご自分の住所と電話番号に変更してください。
    貼り付けた結果及び貼り付け方法は次の通りです。
    メッセージを貼り付ける
  • ここからは一般的なマウス操作で説明しています。
    当該ホームページ内の▼▼▼   ▲▲▲で挟まれたテキストデータをドラッグ(マウスを引きずり)して反転表示させます。
    反転表示の中にマウスカーソルを移動させ右クリックしてコピーを選択します。
    音読コピー
  • 音読さんのページに移り「ここに読み上げたいテキストを貼り付けてください。」の文字を選択(反転表示)してその上で右クリックして貼り付けを選んで貼り付けてください。
    次の画像になるはずです。
    テキストを読み上げます
  • 実際に運用する時にはご自分の住所及びご自宅の電話番号に変更してください。
    110番への暗号文字「おど」を消さない様にお願いします。
    音読さんのお試しは一カ月1000文字ですいろいろと文面を検討しているとすぐに1000文字を超えるので無料登録してください。
    5000文字に拡大されます。
    音読さんのホームページには「無料で商用利用する場合は、クレジット表記は必須です。お忘れなく記載をしてください。」となっております。
  • 声優さんも選択できます。
    速度:高低を調整します。
    【読み上げ】をクリックすると読み上げます。
    下部に再生時間が表示されます。
    ここではまだ10秒録音機は完成していませんが
    ボリュームを最大にして10秒に納まる様に調整し録音します。
    (録音中は赤いLEDが点灯します)
    (後で説明があります)
    MP3を使用する場合実質制限です。
    読み上げが完了すると「ダウンロード」のボタンが表示されます。
    テキストを読み上げます
  • 実際に「読み上げ」を左クリックして読み上げます。 
    MP3を使用する場合ダウンロードボタンをクリックして作製されたMP3ファイルをダウンロードしてください 
    カードリーダー(ライター)を使ってミニSDカードにコピーしてください。 
  • ファイル名を001.mp3に変更してください(001は一番最初に再生するファイル名の意味です。次に再生する2番目のファイル名は002.mp3になります)
    ダウンロードされた場所 
    自宅案内用テキストが完成したらウインドウズの標準ソフト「メモ帳」を起動して完成したテキストを選択して貼り付け適当な場所に保存します。

(2)音声再生モジュールその1MP3

MP3に無線制御した完成品の一例です

  • これからMP3の基盤を使って作製を始めます。
    無線制御完成品
  • 下記画像の説明:MP3音源再生基盤向き(microSDメモリのスロットは下ですmicroSDメモリは下から上に差します )
    多くの解説書にはピン方向とは逆の向き(下記の図の裏側)で説明されています。
    配線を間違えると簡単に壊れるので注意しましょう。
    MP3音源再生基盤
  • MP3は録音時間が実質無制限の利点があります。
    欠点としては指令を送る前に基盤のソフトが起動する時間(1秒+α)を必要としています。起動後に指令(リピート再生しなさい等)を送る必要があります。
    指令(トリガー)を送る装置として電気式と機械式の二つの方法を提供しています。

はじめに試作等で使うジャンプワイヤーを使って作製して動作を確認します

  • MP3再生基盤の右半分のお勧めのコードの色を表示しています。
    左中央上部には大きなLSI下部には小さなLSIが見えるのを確認してください。
    MP3再生基盤右側配線
  • MP3再生基盤の左半分のお勧めのコードの色を表示しています。
    右中央上部には大きなLSI下部には小さなLSIが見えるのを確認してください。
    MP3再生基盤左側配線
  • MP3再生基盤の配線が完了したら次の画像と比較しながら誤配線がないか確認してください。
    MP3再生基盤敗戦後パース
    柿色をスピーカーのプラスに黄色をスピーカーのマイナスに接続します。
    電源を接続します。赤色にプラス黒色にマイナス(4.5ボルトでも可)接続時スピーカーから雑音が聞こえます。
    ミニSDカードを挿入します。
    緑色ADKYEと灰色GNDのコードの間に抵抗抵抗51キロオーム(51キロオーム)をつないだ後、すぐに放します。
    MP3のデーターが全曲ループ再生されます。
    この状態はジャンパーワイヤを使用した不安定な状態です。直ちに耐久性を向上させるための作業を行ってください。
  • 製品版用を作製する前に遅延基盤が正常に動作するか確認します。
    遅延基盤
    画像の矢印の方向に回転すると時間が短くなります。
    数秒程度まで短くして、組み立てが完了後に再度調整してください。
  • 電子式遅延機能を動画で確認してください。電源投入後数秒後にリレーが動作して青いLEDが点灯します機械式キック(遅延)

ここからはMP3装置の耐久性を向上させるための作業です。この作業はできれば右半分(電源側)と左半分(トリガー側)に分けて行ってください

  • 動作を確認したらジャンパー線を引き抜き、ダイヤモンドヤスリを使って該当する端子を(軽く色が変わる程度の力で)磨きましょう。
    必ず元の同じ場所に繋ぎましょう。
    ダイヤモンドヤスリを使って該当する端子を磨きましょう
  • スズメッキ線を巻きつけます。
    MP3基盤スズメッキ線巻き付け
  • 熱収縮チューブφ2mmを3センチの長さに切り先に通してハンダ付けします。
    熱収縮チューブは上部に離しましょう黄色の収縮チューブの様にハンダの熱が伝わり根元に移動する前に収縮が始まっています。
    ジャンパー線をハンダ付けします
  • ハンダ付けが完了したらもう一度動作試験を行って正常動作を確認した後にドライヤーで熱収縮チューブを固めます。

電源部及び電子式キック(トリガー)部分を加えて完成させます。

  • 電子遅延回路例です。(安全の為コネクタもケースに格納しています)
    電子遅延タイプ回路
  • 回路図を検証する為、間違いがないか回路図を見ながら新たに作製した結果を動画にしました。 検証索引
  • 遅延機能に関しては最低の秒数まで調整後少し長め(ユーザー様が許容できる範囲)にしてください。
    アンプに関してはアンプにデーターを送る・アンプを設置するをご確認ください。

機械式キック(トリガー)機械式キック(トリガー)に関して説明しています

  • 本来マイコンを使って制御すべきところ機械的な装置でMP3を再生できるようにしています。
    セリアの特殊な形状のクリップとリミットスイッチ2個で電源投入のスイッチとキック(トリガー)スイッチを作製します。
  • ★機械式キック(トリガー)★
  • ■利点
    待機電力が実質ゼロ
    ■欠点
    リセットに時間が掛かる
  • 先に説明したようにMP3基盤の欠点である指令を送る前に基盤のソフトが起動する時間(1秒+α)を必要。
    これまでは電子式の遅延装置を使って(1秒+α)を生成していましたが
    次に電源投入後電子式の遅延装置無しで機械式で(1秒+α)を生成してみましょう。
  • ■機械式の概要■
  • 紐を引くことでピン(1番ピン)を抜いてリミットスイッチを作動させ電源を投入します。
    負荷のある紐を引き(1秒+α)稼ぎその間コンデンサーに充電します。
    さらに紐を引くことで次のピン(2番ピン)が抜かれ充電したコンデンサーの電気でリレーを作動させてキック(トリガー)します。
  • 機械式トリガーとは実際どのような物か動画で確認してください。機械式キック(トリガー)
  • ■機械的負荷を生成する部品の作製■
  • セリアの頭が黄色のマイナスドライバを止め金部分にあて矢印方向に回転させ爪部分を少し起こします。
    少し起きた留め金をラジオペンチで挟んで完全に起こします。

  • 負荷を作る部品
  • 留め金をすべて外した状態です。。
    この状態でボリュームは回すのに負荷かあり、ケースにあったストッパーがなくなり何度でも回る状態になります。
    負荷を作る部品
  • 円柱のつまみを付けます。
    ボリュームに円柱のつまみを付けます
    端子をニッパーで切り取ります。(端子はケースの蓋に当たり邪魔になる場合)
  • ボリュームの円柱つまみの裏表に穴を開けます。
    開けはじめはビットが逃げない様に少しづつ力をいれて位置を調整しながら開けましょう。
    最初から大きな力を入れるとビットが逃げてつまみに傷がつくので注意しましょう。
    穴は表面のアルミ部分(種類によってはABS樹脂)だけで中の軸受けは残しましょう。
    バリが飛散したら絶縁テープに貼り付け折りたたみ処分しましょう。(アルミのバリはケガの原因になるので必ず処分しましょう)
    ボリュームに円柱のつまみに穴を開ける
  • 次の様な留め金を作製します。
    留め金作製
  • ボリュームの大きさの半径に合わせてゼムクリップを曲げます
    ボリュームの大きさの半径に合わせてゼムクリップを曲げます
  • 曲げた部分の加工はラジオペンチで先端を掴み固いものに押し付けて加工します。
    ゼムクリップはたくさんあるので何度も挑戦できます。
    ボリュームの大きさの半径に合わせてゼムクリップを曲げます
  • ボリュームのつまみにセットしました。
    ボリュームのつまみにセットしました
  • ハンダ吸い取り線を所定の長さで切り取ります。
    切り取る長さは引っ張る強さ・つまみの大きさとボリュームの負荷で決まりますが目安として
    30センチ程度が必要です。
    ハンダ吸い取り線所定の長さ
  • 作製した留め金にハンダ吸い取り線を通し巻き込み赤丸部分をハンダ付けします。(下記画像はハンダがはみ出しているのはニッパーで切り取ります)
    ハンダ吸い取り線ハンダ止め
  • 先端をサルカンにハンダ吸い取り線を巻き込み付け根をハンダ付けします。
    ハンダ吸い取り線ハンダ止め

型紙印刷

  • 型紙印刷用PDFファイル(トリガーケース寸法図)を開きます。
    下記画像クリックして印刷される大きさは103パーセント(デフォルト)です。
    セブンイレブンのマルチコピー機で印刷する場合最初に100パーセントで印刷してみてください。
    印刷された型紙の上にケースの現物を置き大きさが一致するか確認します。
    ケース加工寸法 トリガーケース寸法図 1/1(白黒PDF)
  • 印刷された型紙と現物の大きさに違いがあるとき縮小版と拡大版が用意されています。
    次の98から105パーセント版で縮小拡大版(デフォルトを除く)で対応をお願いします。
    98パーセント版
    99パーセント版
    100パーセント版
    101パーセント版
    102パーセント版
    103パーセント版(デフォルト)
    104パーセント版
    105パーセント版
  • PDFが印刷できない時クリック
    PDFが印刷できない
  • 基準線は赤色で表示されたそれぞれの角です。
    青色の部分はドリルで穴を開ける場所です。
    PDFはカラーではありませんこの画像も合わせて参考にしてください。
    ケースのグレーの位置に両面テープを貼ります。
    ケース上面図
  • 特記事項01:リミットスイッチのローラーレバーをおろした状態でローラーレバーの金属部分の位置を中心に穴3ミリの穴を開けます。
    (リセット時にはこの穴にピンを通すことになりますが、あまり小さい穴だとねらいが定まらない)
    現場合わせでケースに穴開ける
  • 基準線は赤色で表示されたそれぞれの角です。
    ケースのグレーの位置に両面テープを貼ります。
    ケース底面図
  • 基準線は赤色で表示されたそれぞれの角です。
    ケースのグレーの位置に両面テープを貼ります。
    ケース右側面図
  • 基準線は赤色で表示されたそれぞれの角です。
    ケースのグレーの位置に両面テープを貼ります。
    ケース左側面図
  • 基準線で矩形に切り抜き5ミリ程度の両面テープで4面に貼り付けます。
    目打ち又はきりで穴を開ける芯の位置にくぼみを付けます。
    型紙はそのまま4隅を仮止めした状態で最初はすべて1.5ミリのドリルビットで穴を開けます。
    所定の穴の大きさまでビットの大きさを少しづつ大きくして穴を開けます。
    トリガーケースパース
  • 穴開けが完了した状態。
    バリはラジオペンチで挟んで引っ張って取ります(カッターでは取りにくい)
    多少バリが残っても気にしない。
    トリガーケースパースバリ

リセット用にクリップを加工します。

  • 左側の12ミリから13ミリの折り曲げ位置の長さでマーキング(0の位置)します。
    クリップはね上げ加工
  • マーキングした部分を折り曲げます。
    クリップ引き伸ばし加工
  • 曲がった部分をラジオペンチで少しづつ挟み直線にします。
    手前(短い方)を5から6ミリ切り取り手前の穴(次画像ケースの左奥の一番目の穴)に差し込みます。
    クリップ直線加工
  • ケースの左奥の一番目の穴に差し込みます。(左のリミットスイッチの近辺にある穴)
    クリップをケースにセットする
  • 上図の穴に差し込んだ後クリップの位置を左にスライドさせます。
    クリップの位置を移動します
  • クリップの位置を下図の状態に移動します。
    クリップの位置を移動します
  • この動画の通り動作しない場合は作り直しましょう(ゼムクリップはたくさんあるので)機械式キック(トリガー)の確認動画索引動画索引
  • 1番ピンを下図の様にサルカンを通し脱落しない様にスズメッキ線を渡してハンダ付けします。
    次に短い方を22ミリ長い方を74ミリ残し切断します。
    一番ピン
  • 1番ピン(クリップ)の短い方の先端をダイヤモンドヤスリで斜めの断面に加工します。(向きをよく確認して磨いてください)
    一番ピン 一番ピン断面
  • 一番ピンとの上下関係です。(他の部品を取り外しています)
    一番ピンとの関係
  • 機械式キック(トリガー)の試作画像です。
    室温でのアルカリ電池の貯蔵寿命は5年?です。検証時には信頼性を考え電池はアルカリ1.5ボルト3本ではなく充電式ニッケル水素電池1.2ボルト3本を使用しています。
    リレーは5ボルトではなく3ボルトのリレーを使用しています。
    コンデンサーは470マイクロファラッド1本ではなく470マイクロファラッド2本使用しています。
    機械式トリガー試作
  • 試作の動作を確認後前画面の機械式キック(トリガー)の試作から回路図を作製しました。
    機械式トリガ試作
  • 回路図を検証する為、前画面の回路図から組み立てました。(自宅用に使いたいのでアルカリ電池を使用しています)
    単3電池3本使用した組み立て例
  • 機械式キック(トリガー)の完成品画像ステレオもう一つのスピーカーは別の部屋に設置します。
    機械制御遅延
  • 機械式キック(トリガー)及びリセット作業の動画です。動画索引
  • 機械式キック(トリガー)遅延装置のイメージ図です。
    紫色の紐:下からスプリットリングに結びます→浮きに通します→サルカンに結びます→ビーズパールに通します→次のサルカンに結びます。
    遅延装置のイメージ図

(3)再生モジュールその210秒録音機10秒録音機

10秒録音機

  • データーの移行機能はありません。昔のテープレコーダーと同じです。静かな部屋のスピーカーの近くで録音しましょう。
    赤いボタンを押し続けるとことで赤いLEDが点灯して約10秒間録音が継続します。
    約10秒経過する録音が終了して赤いLEDが自動で消えます。
    PLAYEボタンを一回押して再生します。
    思い通り再生されれば録音は終了です。
    録音基盤のボタン
  • 音声録音モジュール10秒録音機は扱い易いが雑音が大きい録音時間が10秒で短い等の欠点があります。雑音の程度はこの先にある動画で確認してください。
    録音基盤
  • 付属のスピカーです。プラスマイナスが不明なケースがあります。次の画像で判別してください。
    付属のスピカーは確認のためだけに使用します実際には別途大きな音が出るスピーカーを使用しましょう。
    スピーカーのプラスマイナス

繰り返し再生(ループ再生)するようにジャンパピンを差し替えます

  • 10秒録音機の加工は簡単です。下記のジャンパピンを抜きます。つまようじを差して持ち上げる様にしてジャンパピンを引き抜きます。
    つまようじでジャンパピンを引き抜く
  • 引き抜くのは下記画像で赤く囲まれたジャンパピンです。(初期状態では、このジャンパピンは一つ上に差し込まれているのでループ再生しません)
    ジャンパピンの構造が変わるかも知れませんその時にはラジオペンチで挟んで引き抜いてください、ただしあまり力を入れると変形するので丁寧に外します。
    録音基盤元
  • 一つ下(赤くマークされた部分に)に移動して差し込みます。(手で差し込めます。ここに差し込まれることで電源が入るだけで繰り返し(ループ)再生されます)
    録音基盤後
  • スピーカーに直結した時の再生動画です。(雑音の程度を確認できます) 10秒

ここからは音声再生モジュール(その2:10秒録音機)の耐久性を向上させる為の作業です

  • 関連するピンをダイヤモンドヤスリで(わづかに色が変わる程度の力で)磨きます。
    ピン磨き
  • スズメッキ線を3から4回基盤のピンに巻き付けます。
    後ろのピンも一緒に巻き込まない様に注意して時々下におろしながら巻き付けます。
    左右から引っ張ります。
    ピン接続
  • スズメッキ線からピンが見える状態の間隔で巻きます。
    スズメッキ線の上からピンにハンダ付けします。
    ピン接続
  • 材料の項目で説明した太めケーブルをケースの穴に通して3センチ程度に切った収縮チューブ通りてスズメッキ線にハンダ付けします。
    ハンダ付けが終わったら収縮チューブを先端に移動させます。
    ドライヤーで温め収縮チューブを固定させます。
    スズメッキ線絶縁

■(4)電源モジュールに関して■(MP3・10秒録音機共通)

電池を使用した電源に関して説明しています

  • 単3三本4.5ボルトで起動させる場合に使用します。
    最大の利点として「強盗がブレーカーを落としたり送電線を切っても当該装置は起動します」
    当システムの通り作製すれば電池で動作させる時の本体の待機電力は実質0です。
    不用意に電源が入ることを考慮して抵抗内蔵5VLEDを接続することをお勧めします。
    単3電池3本

アダプタを電源とした場合を説明しています

  • 無線制御の電源は12ボルトです。
  • スピーカーのアンプは2.5ボルト・5ボルト・12ボルトがあります。
  • 旧パソコンアダプタからの電源供給イメージです。
    13.5ボルトを一旦12ボルトに降圧のしてさらに5ボルトに降圧後分岐します。
    旧パソコンアダプタから0

新規に購入した12ボルトのアダプタをを電源とした場合を説明しています

  • 無線を使用した場合の電源イメージです。
    12ボルト部分は常時接続です(無線は常時受信可能状態です)。送信機でON・OFFするのは12ボルトで供給される部分だけで、12ボルトから5ボルトに降圧後分岐します。
    12ボルト電源での無線電源配線

■(5)電源ケーブルの分岐に関して■(MP3・10秒録音機共通)分岐に関しては読み飛ばしても支障ありません。

材料で紹介した太めコードの加工を説明しています

  • ケーブルの断面の被覆を軽く挟んで動画の様に回転させながら軽く挟みます。
    被覆が剥がしにくい場合はワイヤストリッパーの間隔を短くして同様に回転させながら軽く挟み剥がします。
  • コードの被覆を剥がす動画です。 検証索引
  • 基盤のIN側に巻き付けハンダ付けします。(ワイヤストリッパーの径は0.65ミリから減少させてください)
    材料の項目に記載された太めケーブルを基盤に確実にハンダ付けする方法の動画動画索引です。

基盤部分で分岐する時の太めケーブルの処理を説明しています。

  • 12ボルト以上の電源を5ボルトに降圧と同時に基盤の上で分岐します。
    降圧分岐
  • 5ボルト分岐配線動画動画索引

分岐部分の加工を説明しています。

  • ハンダ付けの方法:ヤニ入りハンダを束ねた部分に接触させそこにハンダ鏝を接触して溶かします。
    ヤニ入りハンダの使い方←拡大
    ヤニ入りハンダの使い方
  • 束ねてハンダ付けした後、絶縁テープで巻き、永年劣化で絶縁テープが外れない様に結束バンドで緊結します。
    最後に赤黒まとめた2組を緊結します。
    アダプターコードの被覆を剥がします
    この基盤(モジュール)は録音再生装置とスピーカーに5ボルトを供給するために使用しています。

降圧基盤を使って電圧を12ボルトから5ボルトに下げる方法

  • アダプタのAC100ボルト側をコンセントに差します。
    テスターの最大メモリを50ボルトに切り替えます。
    テスターのテストピンをそれそれぞれプラスとマイナスに接続し次の次の画像の真鍮のマイナスネジを矢印方向に十数回まわします。
    テスターのメモリが10ボルト以内になるように調整します。
    針が10ボルト以内になったらテスターのレンジ(最大メモリ)を10ボルトに切り替えます。
    アナログテスターのメモリを見ながら5ボルトになる様にボリュームを調整します。
    電圧を5ボルトに調整します
    目視でテスターの針が5ボルト近辺になっていれば支障ありません。(少し大きめにしようとしないでください)
  • 次の画像は降圧基盤のボリュームの回転方向を示します。
    いくら回しても電圧が下がらない場合はIN側ではなく間違ってOUT側に接続していないか疑ってみてください。
    間違ってOUT側に接続していても基盤は壊れないようです。
    回転方向を示します

■(7)無線制御装置買い集めてやってみた■(MP3・10秒録音機共通)

遠隔制御

  • 無線モジュールを起動させるためにはプラスマイナスの12ボルトの電源を接続する必要があります。
    お勧め無線モジュール
  • 送信機が二つ付属しています。
    1階のトイレと2階のトイレに置いてください。
    リモート送信機
  • 無線モジュールを起動させるためには基盤の上にプラスマイナスの12ボルトの電源を接続する必要があります。
    負荷には単なるリレーだけでなくダイオードも組み込まれています。
    1V~250V(COM)の表示されている方に負荷には単なるリレーだけでなくダイオードも組み込まれているので極性を間違わない様にしてください。
    つまり1V~250V(COM)側がアダプタ側のプラスの電源です。
    無線モジュールの配線
  • 赤①赤③のリレーのスイッチ入ることで赤②黒②に12ボルトが供給されます。
    配線図
  • 赤①赤③を逆につなぐと12ボルトの電気は赤②黒②に供給されないので注意してください。
  • このタイプ強盗撃退装置のテストで使用してみたが4個中2個で不都合が発生した。(いずれも返金してもらったがお金以上にダメージが大きい)
    そこで前記の産業用に取り替えました。
    無線制御
  • 5ボルトで起動できるタイプもあります。(5ボルトの遅延モジュールが入手困難になったためこのタイプでの試作を中断しています。販売が再開されたら試作も再開)
    2025年2月から常時通電で障害が発生しないか試験中
    無線制御
    無線制御

4チャンネルの無線制御で構成しました。

  • 4チャンネルで4種類の音読を再生します。
    結線は次の通りです。
    4チャンネル遠隔制御本体
  • 4チャンネル10秒録音機無線制御のサンプルです。
    ボタンを押し続けることで押したチャンネルが再生されます。
    Aボタン(1チャンネル):110番警察事件ですか事故ですか何がありましたか強盗ですそれはいつですか今です
    Bボタン(2チャンネル):場所はどこですか小金井市貫井3丁目小金井市貫井南町3丁目21-3です
    0423130110おど
    Cボタン(3チャンネル):パトカーサイレン
    Dボタン(4チャンネル):実際の通報用
    強盗が退散しない場合最後はパトカーのサイレンを再生します。
  • 4チャンネルの無線制御です。
    4チャンネル遠隔制御
  • 10秒録音機を4台使った4チャンネル動画再生強盗場面索引

■(8)アンプにデータを送り設置する■(10秒録音機)

MP3基盤も10秒録音機も出力はモノラルです

  • 10秒録音機の場合スピーカー用のコネクターの端子の足に直接ハンダ付けします。
    再生端子
    端子から取り出した直後はモノラルの状態でオーディオトランスを接続します。
    プラスマイナスは関係ないようです向きだけはそろえました。
    オーディオトランス
  • モノラルからステレオに配線します。
  • モノラル出力(前画像の赤線)をステレオの右出力と左出力両方に繋ぎます(赤色で表示しています)
  • 白色はグランド(前画像の黒線)です。
  • 次の画像はステレオのジャックを配線側と端子が見える(内部構造が分かる)側を比較できる様に左右に並べた画像です。

  • モノラルからステレオ配線
  • ジャックがモノラルの場合配線後。
    モノラル→ステレオ変換プラグを差し込みプラグ内でモノラルステレオ変換を行います。
    ステレオのジャックが入手できる場合ステレオ変換プラグは不要です。
    アウトプット
  • ハンダ付けをしないで接続した場合次の通りです。
    オーディオトランス→2極 モノラル ミニジャック ネジ止め→モノラルステレオ変換プラグ→3.5mmステレオミニプラグ→ステレオアンプ
    シンプルタイプ
  • 簡単な構成で作製すると次の通りです。
    スイッチもオルタネイトプッシュスイッチ(ボールペンの様に押すと入ったままになるスイッチ)です。
    シンプルタイプ

4.5ボルトの電池でも起動できアンプ

  • このアンプは4.5ボルトの電池でも起動できるが基盤が小さいのでスズメッキ線と1ミリの熱収縮チューブで配線しましょう。
    アンプの結線
  • 4.5ボルトの電池でも起動できるアンプに接続した時の配線図です。
    モノラルステレオ変換
  • 実装してみた4.5ボルトアンプ。
    4.5ボルトアンプ

12ボルトアンプ

■(9)試作に使ったスピーカー■(MP3・10秒録音機共通)

市販USB接続アンプ

  • PC用USBスピーカー
    PC用スピーカー

秋月電子通商のスピーカー

  • 秋月電子通商のスピーカーです600円(税抜)です。
    秋月電子通商の送料は500円(税抜)です。
    作製する台数が一台の場合、このスピーカーと同時に細かな部品を購入することをお勧めします。
    スピーカー
    セリアの外枠及び中の木材を加工すると納まります。
    スピーカーボックス
  • 丁度の大きさでスピーカーがセットできます。
    スピーカーボックス加工済

4インチ(105mm) 訳有スピーカー

  • 1000円を切る訳有スピーカー。
    接着剤がはみ出している等。
    訳有スピーカー
  • スピーカーボックスの作製方法:赤字の部分を斜めにカッターで切り取ります。
    裏からどこがあたっているかいるか確認しながら切り取ります。
    スピーカーボックス加工済
  • 切り取り後はこのような状態です。
    スピーカーボックス加工
  • ビス止めして接着剤でリングを止めます。
    試作に使用したスピーカー
  • 使用したビスです。
    使用したビス

3インチスピーカー

  • 試作に使った3インチ スピーカーユニットスピーカー(2025年2月)1170円
    スピーカー
  • セリアの木材とを次の様に加工します。
    ケースの四隅に接着剤で貼り付け。
    スピーカーをビス止めします。
    スピーカーケース
  • 2つ作製して別々の場所でならしています。
  • スピーカー完成品

■(10)材料■(MP3・10秒録音機共通)

材料のメニューページに移動

  • 材料のメニュー

    材料のメニューで使うアイコンの意味

  • 共通MP3及び10秒録音機両方に必要
  • 機械遅延装置機械式遅延装置に必要
  • MP3mp3に必要
  • MP310秒録音再生モジュール
  • 電子式電子式遅延に必要
  • 電子式主たる電圧が4.5ボルト
  • 電子式主たる電圧が5ボルト

■(11)FRQ

■よくある質問

  • Q:材料費はどれぐらいかかりますか
  • A:ここの価格は税抜きと税込みが混在しています。
    作製台数で大きく違いがありますが内訳は次の通りです。
    遅延モジュール3個で695円
    MP3の基盤は4個で999円
    DCDCコンバーター10個で899円
    5ボルト汎用リレー10個665円
    抵抗51Kオーム20個632円
    シリコンワイヤー253円
    スズメッキ線216円
    マイクロSDカード16ギガ1個で550円
    ジャンパーワイヤ10センチ750円。
    アンプ5個899円程度。
    オーディオトランス5個720円程度。
    スピーカー1500円程度。
    ケース110円
    設置版110円
  • Q:一番安価なのはどのような構成になりますか
  • A:電池式で10秒録音3台材料費約6000円1台当たり2000円内訳は次の通りです 電池ケース514円×3
    単3電池29本638円
    10秒録音機3個で1499円
    スピーカー3台1800円 送料500円
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  • Q:作製する台数が一台の場合、このスピーカーと同時に細かな部品を購入することをお勧めします。との記載がありますが他に秋月電子通商で何を揃えればよいでしょうか。
  • A:MP3のケース(いろいろと買って調べたのですが次の項目しか残りませんでした)
    スピーカー1台600円
    コンデンサー470マイクロファラッド2台(予備1)40円×2
    51キロオーム200円100本(余り99本)
    抵抗内蔵5mmLED 5V 赤色 640nm OSR6LU5B64A-5V10本120円
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  • Q:アンプを接続するとハウリングを起こす又はだんまりになる
  • A:おそらくはデジタルアンプを使われているのだと思います。
    本体とデジタルアンプの間にオーディオカップリング絶縁トランスオーディオトランスを介して接続してください。
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  • Q:ミニSDカードを新規に購入したいが容量が小さい方が高い
  • A:1Gや2Gの割高を購入する必要はありません。材料の項目に記載のある16G(ミニSD_550円/1本(2025/2))程度の金額のミニSDカードをご購入してください。
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  • Q:作製を依頼できますか。
  • A:作製を承っておりませんがお問い合わせをいただいた場合可能な限りメールでのサポートは行っております。
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  • Q:ハンダを使ったことが無いのですが作製できますか。
  • A:ネジ止めで作製する方法もご案内していますが完全ではありません。
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  • Q:コネクタの使い方が分からない。
  • A:材料のページの基本部品の中のコネクタの項目に使い方の説明があります。
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  • Q:セリアに行ってみたが肝心なケースが無かった。
  • A:当サイトで使っているケースは大規模なセリアでしか扱っていない例:アクロスプラザ小平店では扱っているがミーツ国分寺店では扱っていない)困った事にセリアでは電話での問い合わせもできません
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  • ご不明な点はお問い合せ下さい。