安全防災プラン 窓等からの転落防止
バルコニーの手すりの高さは建築基準法で最低限の高さ1100ミリが定められています。
窓の下端高さには基準がありませんが、行政庁によっては公営住宅建設基準を一般にも適用して指導しています。
昔は窓の下端高さは800ミリが多かったのですが、最近では床から900ミリが多くなっています。
このことは日本人の身長が高くなって内法高さ(サッシの上端高さ)が2000ミリの建物が多くなったことと、その関連でサッシメーカーが1100ミリ高のサッシを標準にしたことが関係しています。
しかしこのような高さを確保しても、幼児にとっては様々な状況により、この高さが確保できなくなり転落事故が起きています。
2011年10月02日
家具置場のプランニング
- [ユーリン]: 左はベットが無い状態 右はベットがある状態
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ベットの上に上がると転落の危険があります。このようにならないようにプランニング段階で家具の置き場を考えましょう。
窓手すりを設置しましょう
- [ユーリン]: バルコニーには1100ミリ以上の高さの手摺が義務つけられています。室内でも状況により手摺を設置しましょう。
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すべての家具置場を設計しましょう
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[ユーリン]:
窓の近くに踏み台となるような家具が配置されないようにしましょう。
安全に家具の配置ができない場合は、窓に格子を取り付けたり、手すりを取り付けたり、それができない場合は窓を移動しましょう。それもできない場合は全体の間仕切から考え直しましょう。
バルコニーも同様です
バルコニーのスリット
バルコニーの手すり
安全設計プラン集
- 安全設計の実例集を参照してください。