注意で防ぐ危険をご紹介をしています。
キタマクラ属魚類はフグ類としては側偏した体つき。
体色は茶褐色から灰褐色で、若干の変異がある。
体側には2本の暗色縦帯がある。

キタマクラの危険

キタマクラ

2019年08月28日

キタマクラの危険

  • 雄の婚姻色は鮮やかな紫色。
    喉部から腹部にかけて小さな棘がまばらにある。
    体長は大きいもので13cmほどで、雄のほうが大きい。
  • キタマクラという標準和名は本種を食べると北枕に寝かせられるということから来ているという。
    本種は筋肉およびフグ科として珍しく卵巣も無毒とされているが、皮膚に強毒をもち、肝臓や腸にも毒がある。
    そのため多くの都道府県条例では本種を食することを認めていない。

予防(注意)

  • 海釣りをしていてカワハギと間違えて触ってしまうケースがある
    (こちらは煮魚にするとおいしいカワハギ)
    善魚_カワハギは頭にツノがあって皮膚はざらざらです
    カワハギ
    毒魚_キタマクラの体側には2本の暗色縦帯
    キタマクラ
    毒魚_キタマクラの体側には2本の暗色縦帯
    キタマクラ

危険度

  • キタマクラ(北枕)という名前は、死者の頭を北の方角に向けて寝かせる風習から由来する。
    人を死に至らしめる毒を持っている。
    キタマクラはストレスを感じると、体表から粘液毒を出す。