■注意で防ぐ危険■(床の滑りやすさ)

床の滑りやすさに関する情報を掲載しています。
滑り止め靴下

2011年09月16日:雨の日の危険を追加
2011年08月13日

滑る/滑らない

  • 小さなこどもはよく転んでしまいますね、小さなこどもにとっては滑りにくい床がよいと思いますが、 お年寄りは足が上がらなくて足を床に滑らせて歩くので、お年寄りとっては滑りにくい床は転倒の危険が大きくなります。 従って床材のメーカーさんも滑りにくい床とかあまり宣伝していませんね。
  • 床の滑りやすさはC.S.R(滑り抵抗値)で数値化されます。多くの家庭では床はフローリングですがメーカーや塗装の種類でも滑りやすさは違ってきます。 ワックス掛けした場合ワックスの種類(油性ワックス・樹脂ワックス・セラミックコート)によっても滑りやすさが違ってきます。 焼肉で油が床に飛び散って滑りやすくなったりもします。 外からのほこりが入ったり、水をこぼしたりで異なってきます。
  • タイルは濡れると滑りやすくなります。浴室の床タイルとか濡れても水をはじいたり・エンボス加工等で滑らないような工夫がされています。
  • 素足や靴下でも違ってきます。小さなこども用の靴下には滑り止めが付いたものがあります。
  • 滑り止め靴下
  • 歩いている途中でC.S.R(滑り抵抗値)が大きく変わるとつまずいたり転倒したりの危険があります。 家庭で大きくC.S.R(滑り抵抗値)が大きく変わるケースは床に置かれたレジ袋やチラシ等です。歩いているときレジ袋やチラシを踏むとどれだけ滑りやすくなるでしょうか測定してみました。

滑りやすさの測定

  • 測定装置(錘)
  • JINJINJINJINの体重の約半分(片足分)8.75キロ(5キロ+2.5キロ+1.25キロ)
  • 錘
  • 測定装置(デジタルバネ秤)
  • デジタルバネ秤
  • 測定方法
  • フローリングとの間にレジ袋を挟み、木型の足に靴下をはかせ、JINJINの体重の役半分の錘 を乗せます。横に何キログラムの力を加えると滑りはじめるか、デジタルバネ秤で計測します。
  • 滑り止め靴下
  • フローリングとの間にチラシを挟み、木型の足に靴下をはかせ、JINJINの体重の役半分の錘 を乗せます。横に何キログラムの力を加えると滑りはじめるか、デジタルバネ秤で計測します。
  • 滑り止め靴下

考察

  • 測定結果
    フローリング のみ→2.18キログラム
    フローリングにレジ袋 →1.03キログラム
    フローリングにチラシ→1.14キログラム
  • フローリングにレジ袋やチラシを置くと滑りやすさが約2倍になり転倒の危険が大きくなります。
    床の上にレジ袋やチラシを置かないようにしましょう。

JIS

  • 当測定方法はJISに準拠しておりません。

バーベルどこ

  • [ミッチュン]ミッチュン:「バーベルがなくなったんだけど知らない?」
    [チエリン]チエリン:「漬物石にでもなっているんじゃないの?」
    [ミッチュン]ミッチュン:「バーベルがなくなったんだけど知らない?」
    [ユーリン]ユーリン:「さー?」

雨の日危険

  • 急に雨が降り出して傘がないので、お母さんがこどもの手を取って走っているのを見かけますが、危険なことです。 公共施設の床は、C.S.R(滑り抵抗値)が考慮されていますが、古い建物の敷地内に足を踏み入れると突然スケート靴を履いたようになるかもしれませんよ。
    (昔々クリンカータイルの中に濡れるとよく滑るのがありました)
  • 雨の中を走るのはやめましょう。